2012年12月09日
運動でやせる?
ダイエット業界での運動系ビッグヒットは「ビリーザブートキャンプ」でした。
テレビのプロモーション・ビデオを見ていると、確かに楽しそうですし、みるみる痩せるような気がします。
しかし、あれで本当に痩せた方、目標を達成した方がどれほどいるのでしょうか?
第一に、あの音楽のリズムに乗ってダンスするのは難しい、ほとんどの人には無理。
第二に、ワンレッスン50分を踊り通すのは、難しい。
ほとんどの人には体力的に無理。肥満の方には絶対無理。
第三に、たとえレッスンを続けても、思ったほどの減量ができない。
ビリーザブートキャンプの運動量は、ジョギングより少し多い程度だと思います。
脂肪の燃焼が始まるのは15分以上の有酸素運動によります。
しかも運動で消費するエネルギーは意外に少ないのです。
散歩1時間で消費するエネルギー 体重×3 Cal
ジョギング1時間で消費するエネルギー 体重×7 Cal
<例>体重60キロの人が1時間ジョギングすると
消費エネルギーは 60×7=420 Cal
脂肪1gが燃焼して生じるエネルギーは9Cal です。
(1g=7 Calとする計算法もあります。)
燃焼した脂肪の重さは 420÷9=47g
つまり、1時間走っても脂肪は50グラムも燃えないのです。
しかも、この計算はエネルギーがすべて脂肪の燃焼によってなされた場合です。実際は、最初に燃えるのは血中のブドウ糖、次は筋肉と肝臓に蓄えたグリコーゲンです。
したがって、脂肪の燃焼量はさらに少なくなります。
おそらくは1時間のジョギング程度の運動で脂肪は30グラム程度しか減少しません。
しかし、実際に1時間走って、前後で体重を計ると1キロほど落ちます。
その、ほとんどは脱水によるものです。
1キロ落ちたと思っていたのが実は脱水で、本当はたった30グラムの脂肪しか燃えていないのです。このことを理解することは重要です。
運動だけで減量しようと思うと失敗します。
脂肪を燃焼させるために運動するという考えは捨てることです。
これは運動の効用を否定するものではありません。
筋肉を増やして基礎代謝を上げるため、体脂肪率を下げるために運動は必要です。
また、精神的なストレスを肉体的疲労に変換して熟睡するためにも運動は必要です。
さらに動ける身体を楽しむために運動するのは、減量のための苦行とは違い本当に楽しいものです。
つまり、運動は太りにくい身体をつくり、気分よく生活するための習慣として続けることが大切です。
来年は絶対にやせるぞ~!

テレビのプロモーション・ビデオを見ていると、確かに楽しそうですし、みるみる痩せるような気がします。
しかし、あれで本当に痩せた方、目標を達成した方がどれほどいるのでしょうか?
第一に、あの音楽のリズムに乗ってダンスするのは難しい、ほとんどの人には無理。
第二に、ワンレッスン50分を踊り通すのは、難しい。
ほとんどの人には体力的に無理。肥満の方には絶対無理。
第三に、たとえレッスンを続けても、思ったほどの減量ができない。
ビリーザブートキャンプの運動量は、ジョギングより少し多い程度だと思います。
脂肪の燃焼が始まるのは15分以上の有酸素運動によります。
しかも運動で消費するエネルギーは意外に少ないのです。
散歩1時間で消費するエネルギー 体重×3 Cal
ジョギング1時間で消費するエネルギー 体重×7 Cal
<例>体重60キロの人が1時間ジョギングすると
消費エネルギーは 60×7=420 Cal
脂肪1gが燃焼して生じるエネルギーは9Cal です。
(1g=7 Calとする計算法もあります。)
燃焼した脂肪の重さは 420÷9=47g
つまり、1時間走っても脂肪は50グラムも燃えないのです。
しかも、この計算はエネルギーがすべて脂肪の燃焼によってなされた場合です。実際は、最初に燃えるのは血中のブドウ糖、次は筋肉と肝臓に蓄えたグリコーゲンです。
したがって、脂肪の燃焼量はさらに少なくなります。
おそらくは1時間のジョギング程度の運動で脂肪は30グラム程度しか減少しません。
しかし、実際に1時間走って、前後で体重を計ると1キロほど落ちます。
その、ほとんどは脱水によるものです。
1キロ落ちたと思っていたのが実は脱水で、本当はたった30グラムの脂肪しか燃えていないのです。このことを理解することは重要です。
運動だけで減量しようと思うと失敗します。
脂肪を燃焼させるために運動するという考えは捨てることです。
これは運動の効用を否定するものではありません。
筋肉を増やして基礎代謝を上げるため、体脂肪率を下げるために運動は必要です。
また、精神的なストレスを肉体的疲労に変換して熟睡するためにも運動は必要です。
さらに動ける身体を楽しむために運動するのは、減量のための苦行とは違い本当に楽しいものです。
つまり、運動は太りにくい身体をつくり、気分よく生活するための習慣として続けることが大切です。
来年は絶対にやせるぞ~!

Posted by スレンダービー at 10:04│Comments(0)
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